こんにちは、ぼやきです。
楽天ふるさと納税では、楽天トラベルでの寄付先自治体に所在する宿泊予約に使えるクーポンが返礼品として追加されました!
(出典:楽天サイトより引用)
これまでふるさと納税の旅行ジャンルといえばJTB(エースJTB/るるぶ等)の宿泊クーポンの独占・寡占市場でした。しかしJTB商品で使ってしまうと、せっかく寄付額の30%分のクーポンを返礼品としてもらったとしても、JTBの値段が一休等の他サイトの実勢価格より高いことが多いため、実質還元率が大幅に低下してしまうことがネックでした。
先日も宮古島のシギラベイサイドスイート アラマンダのレートを見ていたのですが、一休とJTBが同じ位の値段に見えたのでJTB健闘してるな、と思いきや、良く見ると、一休は一室2名料金なのに対して、JTBは2名1室の1名料金・・・。
つまり少なくともこのケースにおいては、JTBは一休の倍であったということです・・・。
そりゃ厳しい戦いになるわな、とも思えたエピソードでした。
ということで、私は、寄付先自治体の旅館ホテル組合などが発行する、宿泊施設での直接精算に使える旅行券を返礼品としている自治体に寄付してきました。
(神奈川県箱根町、大分県別府市、三重県志摩市、山梨県山中湖村、等)
1つは、楽天のこのスキームは、ふるさと納税の返礼品のクーポンを、楽天トラベルの決済時にmyクーポンとして予約代金(の一部)に充当するものなので、価格競争力はあります。
もう1つは、対象自治体やそのなかでの対象宿泊施設の選択肢が多いこと。これはさすが楽天パワーかと思いました。
例えば京都市では(一部抜粋)、
- 翠嵐ラグジュアリーコレクション
- リッツカールトン京都
- Mギャラリー
- 星のや京都
- MITSUI KYOTO
- フォーシーズンズ京都
- MUNI KYOTO(2020年8月1日開業)
- HIRAMATSU KYOTO
- フォションホテル京都
などなど、私が個人的に興味のある施設がずらっとならんでいます!
対して、主なデメリットは3つ。
1つは、返礼品クーポンは1決済に1枚しか使えないこと。これは既存のmyクーポンの機能を使っていることによるためだと思われますが、融通が利きにくいですね。。。
もう1つは、タイミング。
クーポンの発券は即時ではく寄付から2-3日後で、かつ、予約時に必要となるので、即時性には欠けます。
そのうえ、発券後の有効期限は、クーポン付与後89日以内の予約と、宿泊可能期間はクーポン付与日の翌日のチェックインから、クーポンが付与された翌日から180日以内のチェックアウトと短いことです。
「ふるなびトラベル」の有効期限なしや、ふるさとチョイスで扱っている宿泊券は現地でのチェックアウト時の利用で1-2年程度の有効期限があることから、使い時に使いやすいという観点からは利便性にやや欠けます。
3つ目は、宿泊施設直予約・精算ではなく、楽天トラベル経由になるので、マリオットなどのグローバルホテルチェーンの会員ステータス特典が使えないことでしょうか。
なので、マリオットなど会員ステータスが関係ないホテルをターゲットにしたいと思います!
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