こんにちは、ぼやきです。
箱根強羅温泉に2020年10月にオープンした、オリックスホテル&リゾートが運営する「佳ら久」宿泊記の後編です。
前編はこちらをご覧ください。
宿泊者ラウンジ
佳ら久にはラウンジサービスがあります。
全宿泊者が利用可能なので、修行不要です(笑)。
14:00-19:00(テラス席は日没まで)と、7:00-11:00に利用可能です。
皆さんお部屋にこもる方が多いのか、密ではなかったです。
手前にCAVAがありますが、奥にはちゃんと?!シャンパンも用意されています!!
つまみ系とスイーツ系、各々小皿メニューが5種類程度用意されていました。
並んでいるものがさみしくみえますが、14時のオープン直後だったためだと思われます。
このあと続々と小皿がが運ばれてきていました。
ソフトドリンクやビールは冷蔵庫から。
ホットドリンクはサーバーから。
ラウンジからはテラス席にも出られます(オートロック扉のため再入室時にはルームキーが必要です!)
ディナー(和食)
ディナーは和食コースか、鉄板焼コースかの選択で、会場(レストラン)自体が異なります。
公式サイトでは、和食コースも鉄板焼コースにしても宿泊代金は同じでしたが、一休等の旅行サイトでは鉄板焼コースの方が数千円高い値付けになっているようです。
以前宿泊したふふ熱海では、子連れは鉄板焼コースを選択できませんでしたが、佳ら久では見る限りそのような制約はないようでした。
が、子どもとシェアする際にはいろいろと品数があった方が良いだろうということもあり、和食コースを選択。
17時開始と19時半開始の2部制。19時半は子どもには遅いだろうということで少し早めですが、17時開始でお願いしました。
時間になり、本館4階の「六つ喜」に伺うと、店内は大きなガラス窓に間隔が十分にとられた配席でとても開放的でゆったりした空間でした。
我々は(子連れということもあり?)店内奥の4名用の個室に通していただきました。
メニューの下にはマスクケースも用意されていました。
ファーストドリンクは、一休ダイヤモンド会員特典でいただけました。
ラウンジで既にシャンパン等をいただいていたのですが、こちらでもせっかくなのでシャンパンをいただきます(笑)
いろいろな食材を楽しめます。
魚料理と肉料理はこれらのメニューから2品を選択可能とのこと。
魚2種でも、肉2種でも可とのこと。また3品以上食べたい時には、追加料金でご用意いただけるとのことでした。
コースメニュー以外のアラカルトメニューもありましたが、コースメニューのみでも十分なボリュームかと思われます。
先付 水無月豆腐
美しく盛り付けられていて、舌のみならず目も楽しませてくれます。
前菜
2名分が盛り込まれています。
手元のお盆に並び替えました(妻が)。
煮物椀 京鴨と夏野菜の椀 モロヘイヤの摺り流し
お造り 駿河湾と相模湾の旬魚
手前一番右は煎り酒です。
刺身の種類ごとにいろいろ試してみながら楽しみました。
魚料理 金目鯛と浅利の炊き合わせ ~春菊エスプーマと共に
こちらは私のチョイス。
魚料理 黒鯥と姫栄螺の炭焼き 昆布ブールブランソース
こちらは妻の魚料理。
肉料理 和牛サーロインの網焼き バルサミコ醤油のソース
こちらは私の肉料理。ある意味わかりやすいチョイスです(笑)。
しかし、お肉は2歳の子どもにみんな持って行かれました(涙)。
肉料理 LYB豚と鱶鰭、冬瓜のすっぽん出汁の土鍋焼き
こちらは妻のチョイス。
LYB豚とは、ランドレース種、ヨークシャー種、バークシャー種の頭文字で、静岡県富士宮市にある富士農場サービス高原牧場でのみ飼育されている年間出荷1,000頭の希少豚で、
通常の豚の脂身の融点が38度に対して32度と低く、ふんわりとした食感と甘みが特徴とのこと。
私も一口いただきましたが、出汁がまたいい!
食事 新生姜と茗荷御飯 香の物 赤万願寺の摺り流し
ご飯は、ご挨拶にいらしてくださった料理長によそっていただきました。
すがすがしい感じの御飯でした。
写真には写っていないのですが、このしゃもじも、ご飯をすくう部分が湾曲していて、土鍋の底部のカーブ部分からもご飯をよそいやすいようになっている優れものでした。
デザート 国産マンゴーのデグリネゾン 酒粕のスフレ
国産マンゴーを異なる調理法でいろいろ楽しめました!
(デグリネゾン:同じ食材を異なった調理法で作ったものを盛り合わせた料理)
朝食(和食)
昨夜の夕食後は、温泉に入って部屋でゴロゴロしていただけなのに、お腹はしっかりと空くのが不思議です(笑)
佳ら久の朝食は、朝食と洋食で提供会場が異なることから、どちらかを選択する必要があり、和食を選択しました。
通常は夫婦で和食と洋食を頼んで両方楽しむのが定石なので、洋食がどんなものか試せなかったのは残念ですが、次回は洋食で、ということでしょうか。しかしながら和食だけでも十分満足な朝食でした。
夕食会場と同じ「六つ喜」に伺い、4名用個室に通されました。
大粒の小田原産十郎梅の梅干しと、駿河湾産ちりめんの山椒煮が用意されていました。
セットで提供されます。ザ、にっぽんの朝ごはん、といった感じです!
おばんざい
お豆腐もありますが、このお豆腐は田むら銀かつ亭でも使われているお豆腐屋さんのものとのことです。
向付 旬魚のお造り
煮物 季節の炊き合わせ
焼き物 下田 小木曽商店 真鯵干物
食事 白米釜炊きご飯(福井県産いちほまれ) 味噌汁
こちらのお箸は、紙製のケース入れてそのままいただいて帰ることが可能です。
水菓子 枝豆のパンナコッタ 季節のフルーツ
大浴場
きれいで広々した大浴場が2つあり、夜朝で男女入替制となっています。
場所が場所ですので、公式サイトから画像を拝借です。
左側は、夜=男性/朝=女性となる白亜の露天風呂です。こちらのサウナはミストサウナで、サウナもとても広い作りになっていました。
右側は、夜=女性/朝=男性であった和風な露天風呂です。サウナはドライサウナです。
私は個人的には白亜露天風呂のミストサウナが好みでした!
お部屋のタブレットで事前精算が可能
楽しい時間はあっという間に過ぎ、チェックアウトの時間です。
チェックアウト時刻は11時。
小田原駅への送迎バスは10時45分発と13時30分発の2便。
13時30分発のは、11時にチェックアウトして荷物を預かってもらい、強羅駅周辺でランチをしてから小田原駅に向かう想定ということでしょうか。
今回は、10時45分のバスで小田原駅に向かいましたが、貸切状態でした。
皆さんマイカーか箱根登山/小田急で来られる方が多いのでしょうか?!
ちなみに強羅駅周辺のランチのお店ですが、下記ご参考までに。
田むら銀かつ亭は、朝に整理券を取りに行けば、開店とともに入店が可能なようです。
あるいは、駅と反対方向になりますが、インターコンチ系のインディゴ箱根も徒歩圏内なので、ランチをしに行っても良いかもしれません。
話をチェックアウトに戻しまして、佳ら久では、チェックアウトの精算(カード払い)を、お部屋のタブレットに表示されるQRコードを読み取った先のサイト上で行うことが出来ます。
一休などで事前支払いを行っている場合でも、入湯税は現地払いとなるため、お部屋での精算が便利です。
プリペイドであるトヨタウォレットも、カード番号の入力により利用できました。
事前精算済ですと、フロントではルームキーの返却と、宿泊明細の受領だけで済みますが、その際に、朝食でいただいた梅干しをお土産でいただきました!
梅干し好きとしてはうれしかったです!
小田原駅ミナカで食べ歩き
約30分程度で小田原駅に到着。
往路でも立ち寄った小田原駅ミナカでランチをすることに。
当初計画では回転寿司屋さんに行く予定にしていましたが、朝食がモリモリでまだお腹もすいていないことから、軽く食べ歩くことに。
西湘フードコートの手前には、このように、両側にお店が並んだスペースがあります。
暑いのでまずは冷たいドリンク・ソフトクリームとお菓子を。
団子屋さんではみたらし団子を。団子はその場で焼いてくれていました。
団子の写真が端すぎてしまっていますが・・・(汗)
夜ごはんのおかず用に、アジフライを購入。
平日昼なので空いているかと思いきや、小田原からは座れたものの、結構混んでいたので、JREポイントを利用してのグリーン席でも良かったかなと思いました。
(8月末?までは400ポイントで利用可能なキャンペーンを行っています。JRやビューカードを使っていないとJREポイントを貯める機会があまりないですが・・・)
いつもご覧いただきありがとうございます。