こんにちは、ぼやきです。
円建ての終身保険を探していたところ、それとは別の商品となりますが、こんな商品があればと思っていたものが、このたび住友生命から「Chakin(チャキン:無配当災害死亡保障付積立保険)」としてリリースされたとのこと。
貯金以上、投資未満。貯蓄型の積立保険「Chakin」 | 住友生命保険
私は実は住宅ローンの団信以外の生命保険は全く入っていなかったのですが、生命保険料控除控除を使わないのはもったいないなと思い、8年前に、一般保険料と年金保険料の控除を各々取るための保険に入りました。
保険料控除だけが目的なので、手軽で、かつ控除上限の年間80,000円、月額6,666円に極力寄せたかったのですが、そんな低価格帯の保険は当時もあまりない。。。
一般保険料は、プレスティア信託銀行経由でメットライフ生命の米ドル建て終身で、一番安い保険料を試算してもらったところ、保険金額30,000ドル、保険料支払い期間18年、10年分前払いと低解約返戻をつけて、年払い保険料832ドル、月払い換算で69ドルが下限とのことなのでそちらで加入。プレスティアの口座引き落としなので、クレカ不可です(残念!)。
年金保険は、住友生命の円建て個人年金保険を保険の窓口経由で入ったのですが、こちらも控除目的なので一番安いやつで!といこうとで探してもらったもので、保険料支払い期間18年、受け取りは年額20万円の年金を10年間(200万円)、死亡時は70万円位にしかなりまんが、これで月8,000円。こちらはクレカ可でした!
同じ月8,000円程度を18年で片や30,000ドルの終身、片や200万円と差がありますが、これは予定利率がドル建て3%に対して円建て1.2%?とかなので、その差によるものと思われます。
ということで、保険料控除を取るために18年も保険料をかけないと、控除枠ギリギリの保険料に寄せることが出来ないので、大変な苦労をしたものですが、
こちらの商品は、
- 月額5,000円以上1,000円単位、上限15,000円
- 保険料支払い期間5年、据え置き期間5年の10年満期
- いつでも解約可能で、いつ解約しても支払額を(額面ベースで)下回ることはない
- 再契約、保険期間中の新たな契約も可能(月15,000円の枠内なら)
- 申込はダイレクトチャネル専用(良く思いきりましたね!)
- クレカ支払い不可。初回は口座からの送金(ペイジー)、PayPay、コンビニ払いで、2回目からは口座振替
ということで、月7,000円に設定すれば、ほぼピンポイントに控除を取りに行けます。
返戻率ベースの利回りはたいしたことないのですが、控除分も考慮するとお得かと。
特に若い方で、将来のライフプランに変動要素があるかた(例えば出産育児による課税所得獲得の中断可能性がある方など)には、長期間の保険=支払い義務(負債)や中途解約時の損失可能性を負うことなく、足元の生命保険料控除を取りに行きやすい商品といえます。
また解約後もインターバル期間なしで再契約可能なので、職場復帰にあわせて再契約するなど、柔軟な運用が可能です。
保険や貯蓄としてではなく、生命保険料控除をトリガーにして囲い込むためのエントリー商品としてみるのが正しいかもしれません。
類似商品に、日本生命のちょこつみ(傷害保障付積立保険)、明治安田生命のじぶん積立(無配当災害保障付積立保険)がありますが、
Chakinに対する、ちょこつみの主な特徴は、
ちょこつみ ニッセイ傷害保障付積立保険 | 日本生命保険相互会社
- (利点)クレカ払い可能
- (同等)いつ解約しても払込保険料を下回ることはない解約払戻金
- (弱点)控除枠に寄せる場合は5,000円か10,000円(他の金額設定もあり)
- (弱点)50歳以上不可
- (弱点)解約後再契約に3年のインターバル要
じぶん積立は、
- (同等)クレカ払い不可
- (同等)いつ解約しても払込保険料を下回ることはない解約払戻金
- (弱点)Web申込不可(既存チャネルの撒き餌?!)
- (弱点)控除枠に寄せる場合は5,000円か10,000円(他の金額設定もあり)
- (弱点)解約後再契約に3年のインターバル要
ちなみに元々の私のリサーチのきっかけとなった円建て終身ですが、オリックス生命のライズに、クレカ払いできる範囲内(1決済10万円以内:オーバーするなら契約をわければよいのですが・・・)で保険金額や期間、支払い方法(月・半年・年)を検討しようと思っています。
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