陸マイラーのぼやき

1998年にJALカードを手にして陸マイラー活動を開始。JAL⇒デルタ⇒ユナイテッドを経て、2016年夏からはANAマイルをメインに。他社マイルを含めて年間24万マイルの獲得を目指します。本ブログでは、お得なマイルの貯め方、搭乗記や旅行記、生活一般のお得情報、旅行に出ない時は旅行記代わりの食歩記などをテーマに記事をアップします。 特に海外旅行記では、出発前の事前リサーチではよくわからなかったけど現地に行ってみたらこうだった、という記事を中心に書いていきます。

MSCベリッシマ 6歳2歳子連れの沖縄台湾クリスマスクルーズ 準備・Day1那覇出港 パスポート有効期限は下船日+6ヶ月というのを乗船2日前に知ったが残存期間4ヶ月で大ピンチ!

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あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いします

 

以前から気になっていたMSCベリッシマ

那覇石垣島~台湾基隆~那覇の4泊5日のクリスマスクルーズに乗船してきました!

 

 

準備編

ステータスマッチ

MSCにはMSC Voyagers Clubという会員制度があります。

ステータスマッチの制度があり、上級会員資格を入手出来れば5%割引等の制度があるようです。

私は今回申請しませんでしたが、

ANA(ユナイテッド)、ヒルトン、マリオット等が対象のようなので、ダメもとでやってみるのはアリかと思われました!

(ラグジュアリーカードは2024年12月31日有効までのマッチでした)

ステータスマッチ | MSCクルーズ

 

予約

3か月前の9月下旬に、USのクルーズサイトであるVacation To Goにて予約。バルコニー(パーシャルビュー)で1室約1,450ドル(大人2名+子ども2名)。

MSCのサイトで直接予約しようと思いWebサイトに行くも、途中で画面がフリーズしたりして予約が出来ず。。。アプリでは試していなかったのですが。

MSCクルーズは本来親と同室の12歳未満の子どもは無料のはずですが、JTB?などは、子どもも同額料金を設定してたのですが、あれはどういう計算なのだろうか?!部屋を買い取っての再販扱いとかなので価格体系はリセーラーが自由に設定できる契約とかなのですかね。JTB枠は各日程早々に満室となりキャンセル待ちも出ていたようですが。。。

また多くの日本の代理店の説明を読むと、港湾税はクルーズ代金とは別に別途請求となっているケースが多いようですが、Vacation To Goの場合は、港湾税はクルーズ代金に含まれていて、船内チップと日本の国際観光旅客税(出国税)のみ別途MSCから船内チャージでの請求でした。

 

Vacation To Goのサイトから見積もり依頼を行うと、メールで回答があり、確定すると最終確認とクレカ決済のために国際電話がかかってきます。クレカ決済はカード番号等を口頭で伝えて決済を確認するのですが、JCBは使えませんでした(涙)

今は円安なのでなかなか円資金からの新規のドル預金は行いにくいですが、米ドルの定期預金金利は日本のそれよりは高いので、まとまった額をドル預金して、利息で年1回ドル払いでクルーズに行くのもアリかもと、今更ながらに思いました!(その場合ドル払いできるマルチカレンシー対応のデビットカード付帯の金融機関を選ぶ必要がありますが)

 

Webチェックイン

乗船30日前から2日前まで、MSCサイトのマイページから、Webチェックインを行えます。

パスポート番号、緊急連絡先、クレジットカード登録、顔写真登録が可能ですが、一部項目だけの登録も可能です。

顔写真登録は、写真の読み込みは不可でスマホのカメラからの撮影となりますが、認識精度が低いようでなかなか撮れないのと、事前に登録しなくても現地でのチェックインの際にその場でサクッと撮影してくれます。

クレジットカードの登録も、乗船後の船内のキオスク端末でいつでも実施可能です(クレカやデビット・プリペイドカードを登録しなくても、米ドル・円の現金をデポジットとして預け入れ可能なようですが、円貨からの場合は、換算レートがものすごく悪い(円相場157円位の時の船内レートは171円程度)のと、仮にドル現金を持っていたとしても端数は現金でお釣りが出るわけでもなさそうなので要注意です)。

出発前の準備(MSC for meアプリ入手、MSC Voyagers Club入会)

Wi-Fiパッケージの購入不要で、船内通信限定のFree Wi-Fi経由で航海中も利用可能なアプリ MSC for meも事前にスマホにいれておくと便利です。

イベントの予約や、家族を含む乗船者間でのメッセンジャー機能、クルーズカードにチャージした利用代金の確認などが可能です。

 

今後MSCクルーズ船に乗船する可能性がある場合は、MSC Voyagers Clubに登録をして、登録時に予約番号と紐づけを行うと、今回の乗船から乗船回数にカウントがされます。乗船72時間前までの登録で、100ポイントを獲得可能とのこと。会員登録に年齢制限はないとのことですが、Web申込フォームでは、18歳未満だとNGとなってしまいます。乗船中にフロントデスクでの申し込みが正解であったかも。なお36ヶ月以内に次のクルーズを行わないと、会員資格は失効します。

那覇空港からクルーズターミナルへ移動

JALのセールで確保したチケットで羽田から那覇へ移動。

関西から先着していた義両親と那覇空港到着ロビーで合流してタクシー乗り場へ。

大人4名、子ども2名なので、ワゴンタクシーであれば1台で行けますが、順番的にワゴンにはあたらず、2台に分乗してクルーズターミナルへ。

 

 

空港からクルーズターミナルへは、2,100円でした。

カード利用付帯の家族特約で子どもの海外旅行保険を確保するために、普段死蔵のEPOSカードで支払いました。但しざっとみたところ、まだ約半分のタクシーは現金オンリーな感じでしたので、現金もお忘れなく!

MSCが出している空港からクルーズターミナルへのシャトルバスは大人1名15ドルなので、タクシーの方が安いですね。

那覇空港から県庁前までゆいレールで行き、県庁前からクルーズターミナルへは入港日限定で運行されている無料シャトルを使えばお安く移動可能ですが、特に行きは時間も見えなことからあまりおススメ出来ません。。。

空港からクルーズターミナルに路線バスがあればよいのですが、MSCバスやタクシーと競合となるからないのでしょうかね。

チェックイン・乗船

那覇のクルーズターミナルは、難民キャンプのような、港の一角に設置されたテント小屋のようなところとなります。

 

安く済んで良い、と思いつつ、雨の日などは大変だなと思われ、台北基隆のクルーズターミナルビルなどと比べてしまうと、インバウンド、クルーズ船誘致と言っておきながら、この程度の対応か、、、と、日本の国力低下を感じてしまいます。。。

先ずは右側のテントでスーツケースを預けます。

事前にチェックイン書類とともに送付されていた荷物タグをスーツケースの持ち手に輪っか状にして貼付します。ホチキスはカウンターにありますので、持参不要です!

その後、隣の小屋に移動してチェックインです。

 

チェックインは1200から開始され、最終は1630でした。

Webチェックインの際に到着予定時刻を申告します。部屋階数等による時間帯の事前指定は特にありません。

 

Webチェックインでパスポートの有効期限を登録した際には制御はなかったのですが、日本の代理店のサイトを見ると、MSCベリッシマ乗船時のパスポート有効期限は下船日+6ヶ月間とのこと。

てっきり台湾入国に必要な日数があれば良いと思っていたのでチェックをしていなかったのですが、妻のパスポートの残存期間が4ヶ月。。。乗船できないかも、との一抹の不安をかかえながらチェックインに向かいました。

チェックインに用いるタブレットでパスポート情報を読み取る際に有効期限不足でエラーとはなるのですが、日本国籍保有者の場合は、実際は下船日+3ヶ月あれば乗船可能とのことで、ギリギリセーフで乗船することが出来ました!

しかし皆さまはきちんと下船日+6ヶ月以上の残存期間のあるパスポートを用意されてください!(これはこの時点・この状況でOKとなった個別の経験談であり将来にわたりまた別の状況下で許容されるかの保証ではない点をご承知おきください)

 

チェックインの際にパスポートはMSCに預け、代わりに預かり証をもらいます。

台湾入国の際は、MSC発行のパスポートコピー(船の情報も記載されている)を台湾到着前日にもらい、それで入国を行います。

 

乗船時にはクルーズカードがないので、事前送付されたチェックイン書類に記載された個人別バーコードをプリントアウトして乗船口(この巨大な船の4階部分)で提示します。

クルーズカードは部屋の前のドアノブに封緘された状態で吊るされているので、先ずは部屋に向かってそれを受け取り、使います。

 

乗船後、15時45分から全員参加の避難訓練がありました(事前の案内では16時となっていましたが)。

お部屋のTVで解説映像を見た後、玄関ドア内側の避難経路等で指定された集合場所に集合をし、クルーズカードの読み取りを行うことで訓練参加となります。

参加していない場合は翌日以降の実施回で参加が求められるのと、参加していないとクルーズカードが有効化されないとのことです。

 

15階にあるブッフェは12時から営業を開始しているので、遅めのランチを船内で取ることも可能です!

イタリア船会社ということもあるのか?!ピザの生地はもっちりしていて、美味しかったです!

上記フードコーナーの写真はごく一部で、実際にはかなりの種類の各種フードが並んでいます。

ソフトドリンクは、コーヒー、水、氷、ティーパックは無料です。

朝食時間帯は、これにジュース(オレンジ、トロピカル、グレープフルーツ、パイナップル)が加わります。

コップに入れて客室に持って帰ることも出来ます。

但し、コーヒーはそれほど美味しいものではありません。。。

気になる方は、日本からドリップを持参してもよいかもしれません。

(部屋に電気ポットはあります)

 

時間のあるときに、船内キオスク端末で、クルーズカードにクレジットカードを紐づけます。その際は、私のクルーズカードへの請求に、他の同室メンバーの請求も紐づけることができます。子どもの分も可能ですが、子どものアカウントについては、利用カテゴリーや利用上限の設定などのコントロールが可能です。船内チップなどの請求は子どもにもあるので、支払いの際には必然的に親のアカウントに紐づけて合算請求とする必要があります。

 

請求はバッファー分が上乗せされていますが、下船から30日以内に差額分は解消され、実際のチャージ額に調整されるとのことでした。

クレカの場合は、仮売上の調整になるので、差額分の調整は目に見えないですが、デビット・プリペイドの場合は、クルーズカード紐づけ時に250米ドル分が口座から引き去りをされ、下船前夜に超過分+バッファー分(30ドル程度)が追加で引き去りをされます。

総利用代金がデビット・プリペイドによる利用設定時のデポジット引き去り額250米ドルに達しない場合は、説明文書上は残高調整ではなく、船内通貨での返金となっていますが、詳細は不明です。

この可能性がある場合は、クレカでの利用が便利かもしれません。

 

この日は、19時に出港です。

出航し洋上に出ると携帯の電波はつながらなくなります。

衛星回線経由で船外とも通信可能なWi-Fiパッケージは高いので購入はしませんでした。

 

お部屋

14階の左舷(奇数客室)側のバルコニータイプです。

 

子どもがいると、ソファーの部分が二段ベットとなります。

大人2名で空室があっても、子どもを加えると空室でなくなることがあるので、対応客室数が決まっているのかもしれません。

スタンダードな客室ですが、やはり狭いですね。寝に帰ることメインな感じでした(私はデスクで仕事をしている時もありましたが・・・)。

 

水は貴重なためか、シャワー水圧はベリーウィークでした(涙)

壁掛けのシャンプーとボディーソープはありますが、海外仕様の香りのどぎついものなので、普段お使いのものか、ホテル宿泊時に戦利品として持ち帰ったものなどを持参された方が良いかもしれません。

洗面アメニティもないので、歯ブラシ等は持参が必要です。

ウォッシュレットでなく、トイレットペーパーも海外仕様の硬い紙質なので、デリケートな方は普段お使いの物を持ち込んでも良いでしょう。

 

バルコニータイプでしたが、冬というのもあり、また狭いというのもあり、バルコニーで過ごすことはなく。。。

 

ディナー

開始時間とテーブル番号はクルーズカードに指定されています。

代理店には早い時間(17時~)の回でリクエストをしていましたが、クルーズカードには遅い時間(19時15分~)が指定されていました。

時間が遅いのは良いとして、義両親とはテーブルが別だったので(部屋ごとにテーブルが指定されるため)、レストランに向かい義両親と同じテーブルにしてもらいました。時間変更やテーブル併合等で、同様の方が列をなしていましたので、該当する場合は乗船後早めにレストラン受付に向かうことをおススメします。

テーブルは相席ではありましたが、慣れているご夫婦で、適度な距離感で毎夜楽しく会話をすることができました。

 

メニュー

プリフィクスですが、もちろん、好きなものを好きなだけオーダーすることが可能です!1皿の量もそれほど多くはありません。

 

ドリンクパッケージを付けると、同室人数分かつ全日程分が課金されてしまうので、そんなには飲まないなと付帯せずに、都度注文としました。

ミネラルウォーターは、台湾産のロングボトルのものは無料でいただけ、残ったものは部屋への持ち帰りも可能でした。乗船券の「SERVICES ADDED TO YOUR CRUISE」欄に「MINERAL WATER AND COFFEE IN DINING ROOM」とあったからかもしれません。但しディナーにコーヒーはなく、朝食のテーブルは指定制ではないので部屋番号等のチェックはなくコーヒーがサービスされていたので、全員に適用なのかもしれません。。。

 

グラスワインは、メニューは特に示されず、スパークリング(イタリア産)、白(イタリアのピノグリ)、赤(イタリアのメルロー)というのを口頭で伝えられましたが、メニューには他にも何種類かリストされているはず。。。グラスワインはいずれも150mlで約8ドルです。

日本のビールやジンジャーエールは缶で、カルピスウォーターは500mlペットボトルで提供されました。

水だけという訳にもいかないので、一人最低1ドリンクを頼んだ場合、大人2名、子ども2名で1回最低25ドル程度~、5日で125ドル=2万円程度~は追加ドリンク代となります。

カジノとドリンクは主な収益源なのでしょう!

(ちなみにアルコール飲料は船外からの持ち込みは禁止で、お土産等で購入時は乗船時に預け、下船時に受け取ることとなります)

 

 

実食

私と上の子(6歳)が主にオーダーしたものです!

 

いつもご覧いただきありがとうございます!