陸マイラーのぼやき

1998年にJALカードを手にして陸マイラー活動を開始。JAL⇒デルタ⇒ユナイテッドを経て、2016年夏からはANAマイルをメインに。他社マイルを含めて年間24万マイルの獲得を目指します。本ブログでは、お得なマイルの貯め方、搭乗記や旅行記、生活一般のお得情報、旅行に出ない時は旅行記代わりの食歩記などをテーマに記事をアップします。 特に海外旅行記では、出発前の事前リサーチではよくわからなかったけど現地に行ってみたらこうだった、という記事を中心に書いていきます。

マリオット・アメックス提携カードがリニューアル! カード利用年400万円でプラチナ1年付与に。ヒルトンの200万でダイヤを最長2年と比べるとハードル高めの設定か?!

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こんにちは、ぼやきです。

 

先日、マリオットのアメックス提携カードのリニューアルが発表され、ネットがにぎわっていました。

目玉であったのは、プレミアムカードを年400万円利用でプラチナステータスが付与されるということ。

また400万円の決済がなくても更新特典として宿泊数が15泊分付与と、従来のspgカードの5泊からは増えましたが、一方で、更新時無料宿泊の付与は年150万円のカード決済が条件となりました。

 

1月下旬に一部のspgカードホルダーのアプリ上のステータスがプラチナにアップグレードされ、その数日後にマリオットから、日ごろのspgカード利用に感謝して一部の会員をプラチナに招待した、というメールが配信されたのですが、それは、カード利用によるステータス付与の伏線だったのかもしれませんね。

 

しかし400万円の決済は、会社や事業経費の立替が一定あるとかでないと、一般家庭では全決済を寄せたとしてもなかなかハードルは高いのではとも思われます。

また、15泊のカウントはあるものの、プラチナ会員50泊のためにはプラス35泊というのも、出張がなく全てプライベート利用の場合は、これまたなかなかハードルが高いでしょう。

 

今回のリニューアルでマリオット提携カードも2クラス制となりましたが、各カードの仕様は、公式サイトや多くの方が記事化していることもあるので、ニッチャーとしては、同様にアメックス提携カードを発行し、カード利用でステータス付与のあるヒルトンのプレミアムカードとの比較を行ってみました!

 

マリオットとヒルトンの提携カードのスペック比較表

(カード利用でホテルステータス付与のあるプレミアムカードのみの比較)

(基本機能と、カード利用によるホテルステータス付与の項目に絞っての比較)

 

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(出典:アメックス公式サイト記載情報をもとにぼやき編集)

 

公式サイトで両カードを見る限り、カード利用によるホテルステータス付与はいずれも入会月に関わらず、1-12月の利用額ベースとなっており、

  • マリオットは400万円でプラチナ
  • ヒルトンは200万円でダイヤモンド

と金額差もさることながら、この特典により付与されるステータスの有効期限も

  • マリオットは達成から12ヶ月
  • ヒルトンは達成の翌暦年12月末まで

と大きく異なっています。

特に今の時期、ヒルトンを瞬間200万達成してしまえばほぼ2年有効なので、年平均で100万円の利用でダイヤモンドを獲得可能、ともいえます。

 

また、カードの会員ステータスとホテルの会員ステータスとのリンクの取り方も注目ポイントかと思っていて、マリオットの新カードでは、

  • カード退会の場合はステータス失効の可能性あり
  • カード種別切替の場合は更新時にステータス失効

を明確にうたっています。これはステータスだけ取ったら更新せずに解約してしまう層が一定いて、その回避のためと推察しました。

そのために、カードの会員ステータスとホテルの会員ステータスとを同期させるということで、今までよりはより踏み込んだ会員管理になるものと思われました。

一方で、ヒルトンのプレミアムカードにはそのような記述は見当たらなかったので、会員ステータスの管理と条件適用はヒルトンのステータス管理ルールに基づいているということなのでしょう。

 

両ホテルで、立地やサブブランドのポートフォリオ、マイルとの親和性など他にも条件があるので、好みは各人各様ではありますが、

提携クレカ利用による上級会員ステータス獲得の観点からは、ヒルトンの方が条件的に有利なので、今後は多少なりの鞍替えなどが生じるかもしれませんね。

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます。