陸マイラーのぼやき

1998年にJALカードを手にして陸マイラー活動を開始。JAL⇒デルタ⇒ユナイテッドを経て、2016年夏からはANAマイルをメインに。他社マイルを含めて年間24万マイルの獲得を目指します。本ブログでは、お得なマイルの貯め方、搭乗記や旅行記、生活一般のお得情報、旅行に出ない時は旅行記代わりの食歩記などをテーマに記事をアップします。 特に海外旅行記では、出発前の事前リサーチではよくわからなかったけど現地に行ってみたらこうだった、という記事を中心に書いていきます。

ANAダイナースの入会ボーナスが5.5万⇒7.7万マイルに! 3ヶ月で100万円決済予定なら年会費払っても1マイル=0.399円とお得です!

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こんにちは、ぼやきです。

 

 

はじめに

先日ダイナースのプロパーカードにポイントサイト経由で入りましたが、

その際比較したANAダイナースの入会ボーナスは最高5.5万ポイント=マイルでした。

 

www.okamilernoboyaki.com

 

 

それがなんと、現在では7.7万ポイントに増量されています!

主には前回なかった、ANA側のキャンペーンが追加された影響によるものです。

 

今回は、

の入会インセンティブのお得さの比較を行います!

 

ただし前提として、ANAダイナースの入会ボーナスをフルで取りに行くには、入会から3ヶ月以内に100万円の決済が必要となります(実質は最長4ヶ月ですが)

 

ダイナースプロパーカードのインセンティブ:2つの罠

罠その1:ポイントサイトによってはダイナース側入会ボーナスが対象外となってしまう

ダイナースが珍しくポイントサイト経由で高額ポイント付与をしています。

私は当時ちょびリッチで10,000円相当のインセンティブでしたが、

現在の最高額は、年会費相当額の23,760円のハピタス、ちょびリッチです。

しかしこれに飛びついてはいけません!

ダイナース側の入会ボーナス6万ダイナースポイントの付与対象外になっています。

 

id:investravel さまの注意喚起記事です。

investravel.hateblo.jp

 

15,000円相当のポイント付与のColleee, GetMoney等は、ダイナース側の6万ダイナースポイントの入会ボーナスと併用適用可能となっていますので、プロパーカードに入る場合は、マイラーとしてはこちらを選ぶのが正解です。

ANAダイナースとどっちがお得かは後述)

 

罠その2:入会ボーナス付与時には、ANAマイル移行上限は年間4万マイル上限に

ダイナースプロパーカードのポイントをANAマイルに移行する上限が、2018年12月21日以降は40,000ポイントに改悪となります。

マイル移行の制度であるダイナースグローバルマイレージANAマイルへの年間移行マイル集計期間は、 12月21日~翌年12月20日です。

 

そして入会ボーナスの付与は、集計期間〆日の約2か月後です。

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(ちなみにアメックスビジネスゴールドの3ヶ月60万利用でま40,000ポイントの入会ボーナスは、利用額達成が利用明細に反映された当日か遅くても翌日には付与され、即交換可能となります)

 

つまり、60,000ポイントの入会ボーナスをフルで取りに行っても、そのすべてを初年度年会費期間にANAマイルに移行することは出来ないということです。

 

マイレージへの移行であれば、ANA以外にデルタ・ユナイテッド・大韓・アリタリアには移行出来ますが、ANAマイラーにとっては要注意です!

 

ダイナースプロパーカードの入会インセンティブ考察

3ヶ月60万円の利用で36,000ポイント、

更にその先3ヶ月で40万円の追加利用で24,000ポイント

の獲得が可能となります(いずれも入会ボーナスの他に100円=1ポイント換算の通常ポイントも含む)。

 

3ヶ月60万達成後もう3ヶ月で40万円使い60,000ポイントを得た場合

初年度中に、40,000ポイントをANA、20,000ポイントを他エアラインに移行した場合

必要コストは、初年度年会費23,760円+マイル移行費用6,480円=30,240円

15,000円のポイントサイトインセンティブを年会費の一部に充当したとして、実質コストは 30,240円-15,000円=15,240円。

移行先エアラインは複数あるものの単純化して、15,240円/60,000マイル=0.254円!

 

ちなみに既にANAカード(VISA/Master)を持っていて、マイペイすリボでボーナスポイントを獲得している人にとっては、100万利用で14,000マイルを獲得できるので、ダイナースへの追加投資で追加獲得可能なマイルは、実は60,000-14,000=46,000マイルとなり単価は、15,240円/46,000マイル=0.33円という計算も可能となります!

 

イマイルと考えてもかなりお得な案件です。と

と、これは前回記事と同様。

 

60,000ポイントを2年かけてANAマイルに移行した場合

ANAマイルにこだわりを持っている人向けの追加考察です。

初年度:15.240円/40,000マイル=0.381円

2年目は、ポイントサイトインセンティブがなくなるので、

    30,240円/20,000マイル=1.512円

総平均は、45,480円/60,000マイル=0.758円となります。

(マイペイすリボ利用時との比較を考慮せず)

 

2年目については、イベリア航空AviosをグルーポンESで購入する際のマイル単価は1.27円程度なのでそれと比べると2割位高い水準とはなってしまいます。

1マイル=2円以上で使えば十分回収出来る話なので、バカ高いことはないですが、安くもないですね。

 

3ヶ月60万円で打ち止めた場合

獲得は36,000ポイント、初年度年会費の実質負担は15,240円なので、マイル単価は@0.423円となります。

(通常ポイントを含む。マイペイすリボ利用時との比較を考慮せず

いずれにもしても初年度は年会費負担が低いので、単価も低く出ますね。

あと3ヶ月で40万円の追加がいけるのであれば、いっちゃった方が良いとは思います!

 

ANAダイナースプロパーカードの入会インセンティブ考察

特長

ANAダイナースカードの場合は、

  • ポイントサイトのインセンティブがない
  • 年会費は29,160円(税込)。ただしANAマイルへの移行費用は無料
  • 最大のメリットは、移行上限がないこと。プロパーカードに40,000マイルの上限が出来たことで、ANAマイラーにとってのANAダイナースの優位性が高まりました

といった特徴があります。

 

ANA側ボーナス:これだけ取るなら既存ANAカード一般からゴールドへの切替でも可

ANAダイナースの入会インセンティブが5.5万⇒7.7万マイルに増えたのは、ANAゴールドカード入会キャンペーンの適用となっているからなのですね!

 

この部分は、ダイナースに入らなくても、

ANAゴールドカードへの入会か、

既存のANAカード一般を保有している場合はゴールドへの切替でもいただいちゃうことが可能です。

(切替の場合は新規入会ボーナス2,000マイルは付与対象外)

 

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ダイナース側ボーナスを含むトータルでのマイル単価試算

プロパーカードは3ヶ月で60万円、もう3ヶ月で40万円なので、最長6ヶ月の利用額算定期間がありましたが、

ANAダイナースは、3ヶ月で50万円か100万円。

家族カード、ビジネスカードは割が悪いのでなしとすると、

実質的な最高値は77,000-4,000=73,000ポイント。

年会費は29,160円なので、単純計算の単価は@0.399円と、これまたバイマイルとしてみたら優秀かと思います。

 

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マイペイすリボ理論を当てはめた場合でも、

29,160円/(73,000-14,000)マイル=@0.494円。

 

仮にもう50万円が難しくて、3ヶ月50万円で息切れしてしまった場合ですが、

獲得40,000マイルを年会費29,160円で除すると、マイル単価は@0.729円。

(家族・ビジネスアカウントカードなし、マイペイすリボ比較調整なし)

 

これも決して悪くはないですね。

 

タイミング的にも年をまたいでいるので、

今年のふるさと納税がまだの方は今年分と来年分(納付タイミングが前倒しとなりますが)で利用額を稼ぐ余地もありそうですし、

結婚式や出産などでカードが使えるのであればチャンスかと思います!

 

まとめ

ダイナースは、最近急に高率インセンティブで新規会員をかき集めている感はありますね。

継続してくれないと獲得コストの出し損になるだけなので、続けたくなる仕掛けが肝要かとは思います。

(そんなこと言われなくてもわかってるわい!と言われそうですが・・・)

 

他のカードと比べて年会費は高くほぼ有償会員で、また基本イシュアー=アクワイアラーのOn Us取引なので加盟店手数料も総取りにはなりますが、

金利・手数料収入が圧倒的に少ないと思われるのと(回収・支払期間の関係はわからないのですが、銀行系で資金調達コストが相対的に低いとしてもほぼ1回払いだと結構しんどいんじゃないかな、とも思います)、

ICカード対応のコスト負担が大きかったのかな、と。

国際ブランドでは対応が一番遅かったですし。

今後はVISA/MASTER/AMEXは対応している3D Secureなど加盟店側へのセキュリティ強化策への対応も迫られたりすると今後も一定の投資が必要となるなか、

スケールメリットが効きにくい規模なのも災いして身動きとりにくくなってしまっているのかな、とも思います。

 

インセンティブの内容変化なども含めて、今後の動向を注視したいと思います!

 

ANAダイナースの入会ボーナスが上がってたよってことをお伝えするのに長々と書いてしまいました・・・(時間も使ってしまいました・・)

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

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